当院の紹介

診療について

医師の指示のもと担当看護師がケアにあたり、治療中の経過管理を行っており、担当薬剤師は薬剤の管理調整だけでなく副作用の確認を行っております。また、ソーシャルワーカーや、栄養士、医療事務等も連携して患者さまへのサポートを行っています。

機能強化加算に係る掲示

当院は「かかりつけ医」として、次のような取組を行っています。

◇ このため、今診ている病気ばかりでなく、把握もできるように努力しています。

◇ 健康診断や各種健診(特定健診、人間ドック、肺がん健診等)は、手軽にできる疾病の早期発見ツールです。

◇ また、他所で受けた健診・検診の結果もどうぞご持参ください。

◇ 分からない結果や気になる事がありましたら、ご遠慮なくご質問ください。

◇ 検査の結果によっては、さらに精査が必要な場合がございます。当院でできることがあれば対応いたします。

  対応困難に場合には、適切な施設・専門医へご紹介させていただきます。

◇ その他、夜間・休日の問い合わせへの対応や相談についてもお気軽にお申し出ください。

◇ また、介護保険サービス等のご質問等もご遠慮なくご相談ください。

日本医師会かかりつけ医機能研修制度・応用研修会を終了しています。

 

生活習慣病管理料について

令和6年6月の診療報酬改定において、これまで当院で算定してきた「特定疾患療養管理料」の

対象疾患のうち「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」の疾患が除外となります。

当院では、「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」が主病で通院の患者さんには、個人に応じた

「療養計画」を作成し、より専門的・総合的な治療管理を行う「生活習慣病管理料」を算定することになりました。

定期受診時に療養計画書について説明を受けたあと、同意書にサインを頂きます。

窓口負担につきましても、これまでの金額から変更がございます。皆様のご理解とご協力をお願い致します。

 

生活習慣病に関する処方で病状が安定しており、医師の長期間診察しなくても問題ないと判断した患者さんに

つきましては、28日以上の長期処方やリフィル処方をお選びいただくことができます。

 

一般名処方加算について

当院では後発医薬品の使用促進を図るともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等を実施しています。

そのなかで、当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名を指定するのではなく、薬剤の成分を

もとにした一般名処方を行う場合があります。一般名処方とは、薬の「商品名」ではなく、薬の「有効成分」を

処方箋に記載することです。

一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合でも、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。

 

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用について

後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、先に開発された薬(先発医薬品)の特許が切れた後に有効成分も効果も同じと

国が定めたものです。開発費がかからない分、先発医薬品と比べ、低価格になり、医療費削減に寄与します。

当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。

・医薬品の供給が不足した場合に、医薬品の処方等の変更等に関して適切な対応ができる体制を整えております。

・医薬品の供給状況によって投与する薬剤が変更になる可能性がありますが、その際は患者さんにご説明いたします。

ご不明の点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。

 

情報通信機器を用いた初診のおける薬の処方に関するお知らせ

当院では、情報通信機器を用いた初診においては、向精神薬の処方はできませんので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

医療 DX 推進体制整備加算について

医療DXによる質の高い医療を提供できるよう、下記の体制整備を行っております。

(1)オンライン請求を行っています。

(2)オンライン資格確認を行う体制を有しています。

(3)医師がオンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を診察室で閲覧又は活用して診療できる体制を有しています。

(4)電子処方箋の発行をできる体制を有しています。複数の医療機関や薬局で直近に処方・調剤された情報の参照、

   それらを活用した重複投薬等チェック等を行っています。

(5)マイナンバーカードの健康保険証利用に使用について、お声がけ、ポスター掲示を行っています。

(6)電子カルテ共有サービスの導入準備中です。

 

医療情報取得加算について

マイナンバーカードを用いたオンライン資格確認による電子資格確認を行う体制を有しています。質の高い診療の実施をするための

十分な情報を取得し、同情報を活用して診療を行います。

 

当院における介護保険施設との協力医療機関体制および対応について

・当院は下記介護保険施設との連携体制を平時から確保します。

・当院は下記介護保険施設において療養を行っている患者様の病状の急変などに対応する協力医療機関として定められています。

【1】名称:社会福祉法人 広島県同胞援護財団 特別養護老人ホーム 可部南静養園アシステ
  所在地:731-0223 広島市安佐北区可部南2-19-33
  電話番号:082-812-2411

【2】名称:社会福祉法人 広島県同胞援護財団 特別養護老人ホーム 可部南静養園カルム
  所在地:731-0223 広島市安佐北区可部南2-19-33
  電話番号:082-562-2503

【3】名称:医療法人 秀仁会 介護老人保健施設 菜の花
  所在地:731-0221 広島市安佐北区可部5-4-19-10
  電話番号:082-814-0008

【4】名称:社会福祉法人 ひろしま四季の会 特別養護老人ホームこころ
  所在地:731-1141 広島市安佐北区安佐町鈴張2688
  電話番号:082-554-8600

 

 

 

 

手術室について

外科・整形外科の緊急手術にも対応します。

当院は救急告示病院で二次輪番を担当しており、昼夜を問わず緊急を要する患者様の受入を行っています。
緊急を要する腸閉塞や虫垂炎、整形外科の開放骨折等を始めとし、大腸悪性腫瘍、大腿骨頚部骨折、骨幹部骨折などの予定手術を行っています。
手術が安全に行われるよう、術前・術中・術後の全身管理は麻酔専門医が担当しています。

<設備・取り組み>

関節等の手術対応が可能となるようクリーンルームを完備しています。
クリーンルームは、空気感染を防ぐために一般の病室よりクリーンな(微生物が少ない)空気が、部屋の中全体に、天井から床に向かって流れています。洗面台はセンサー式で滅菌された水(菌のない水)が出ます。室外と室内では、クリーン度(空気のきれいさ)が変わります。
腹腔鏡・関節鏡を行える設備が整っています。
腹腔鏡とはお腹の中をみる内視鏡のことです。お臍と左右下腹部に3~4カ所5mm~1cmの小さな穴を開け、炭酸ガスを入れたりお腹を吊り上げたりしてスペースを作り、そこから筒状のスコープや器具を入れて手術を行います。
関節鏡は2.4mm程度の小さな穴に関節鏡(カメラ)を入れ、モニターの画面を見ながら関節の中を手術する方法です。 関節鏡手術の最大のメリットは低侵襲であることです。
一般外科手術と比べ、術後の痛みや腫れが非常に少なく、早期に動く事が可能になり、入院期間(症例によっては日帰りも可能)も非常に短縮することができる高度医療技術を用いた手術法です。
休日・夜間にかかわらず、緊急手術時には医師・看護師が出勤し対応を行っています。
回復室を備え、救急の疾患や重症の患者様の呼吸管理、循環器管理を含めた全身の管理を行っています。緊急手術にスタッフが出勤し対応を行っています。
「夜間救急入院病床」を設置しています。 他の病床と切り離し、患者様の夜間受け入れを1カ所に集約化しているため、より充実した対応が可能となります。
新入職の看護職員に対し、手術室業務を段階的に指導、スキルアップを図っています。
より良い医療が提供できるように、看護職員に外傷看護や心肺停止蘇生法などの指導を実施しております。

緩和ケア

緩和ケアの特色

症状緩和を必要とする悪性腫瘍患者さんを主な対象として診療を行っています。身体的苦痛だけでなく,精神的な苦悩や社会的な問題を解決して,患者さんやご家族のQOLを尊重した全人的ケアを実践するために,チーム医療を心がけています。

診療内容

<外来>
外来診療では緩和ケア診療のみでなく緩和ケア全般に関する相談もお受けしています。
<病棟>
疼痛緩和の必要な患者様には入院にてペインコントロールを行ない、改善後は在宅復帰への支援・訪問診療も行っています。
また、疼痛や癌によるADL低下に対しペインコントロールを行ないながらADL改善をはかるためリハビリテーションを行ない在宅復帰につながるよう努めています。
<地域連携>
在宅緩和ケア推進のために地域医療機関や関係施設との連携を図り,二次医療圏ごとのネットワークづくりを推進していきます。

在宅ケア

在宅ケア総合支援とは

家庭での療養・ケアが必要な高齢障害者の方々。身体障害や家庭の事情などで通院困難な透析患者の方々。
不幸にして進行したガンにかかられ、家庭での療養を望まれている方々・・・。
そういった皆様の在宅での療養・ケアのお手伝いをするため、医療・看護・介護・リハビリテーション・ケアマネージメントなどの様々なサービスを、おひとりお一人のご事情やご要望に合わせて、総合的に提供いたします。

サービス内容

住み慣れた家・住み慣れた街でいつまでも安心で快適な暮らしのために、私たちをご利用ください。
訪問看護ステーション可部・ヘルパーステーションのむら

退院に向けた調整援助や家庭での療養生活に関するご相談に応じます。
介護保険や社会福祉制度を活用のための援助もいたします。

居宅介護支援事務所可部

介護が必要になってもご自宅で安心して暮らしていただけるよう、ケアマネージャーがケアプラン作成のお手伝いをします。
生活に関すること、介護に関すること、どんなことでもご相談ください。

居宅介護支援事務所可部

デイケアのむら

日常生活をより快適に過ごしていただくために、機能回復・機能維持をはかるリハビリテーションやレクリエーション、入浴や食事などを提供します。

デイケアのむら

リハビリ

疾患別リハビリテーション

当院では、脳血管疾患リハビリテーションⅡ、運動器リハビリテーションⅠ、呼吸器リハビリテーションⅠ、がんのリハビリテーションの施設基準を有し、全身状態の落ち着いた早期また、手術症例では術前よりリハビリテーションを行い、ADLの維持改善に努めています。

リンパ浮腫について

乳癌術後や子宮癌術後などにより発症したリンパ浮腫症例に対し、診断および治療を行っています。
対象症例に対しては、SLD(シンプルリンパドレナージ)指導、セルフケア指導、弾性着衣の処方を行っています。
必要症例に対しては、リンパ浮腫療法士によるMLD(マニュアルリンパドレナージ)やバンデージも行っています。
重傷症例に対しては、入院による集中的な治療も検討いたします。

退院後のリハビリテーション継続について

退院後にリハビリテーション継続の必要な患者様には、外来でのリハビリテーションの継続、介護保険による通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションによりADLの維持向上を図ります。